病院の経営支援の役割を果たすM&A

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病院事業をM&Aで譲渡することで安心して引退したり新事業に挑んだりできます。さらに元から建物や土地を所有していれば譲渡収入や場合によっては賃貸収入も得ることができ、譲渡後安定した収益が得られます。
譲受者は一定数の患者たちを引き継げて経営基盤も残り、設備や人材も揃っているので、一から開業することに比べたらはるかに安い負担で病院経営という新事業に挑戦できます。その他、医師会への入会も容易にできたり、新たに設備を投資する際、地元での高い知名度のおかげで金融機関からの資金が調達し易いうえ、地元有力企業からの経営支援も受け易くなります。
M&Aでは譲渡する側の売手と、譲渡される側の買手とがほぼ同等の利益を取得し、両者が満足できる譲渡対価を得ることが最重要課題であり、到達点でもあります。

満足できる譲渡対価を得るために

譲渡は売手と買手の思いが複雑に絡み合って、お互いの満足できる譲渡対価を得ようとするならM&A専門の業者に依頼しなければなりません。例え後継者が親子であっても、また師弟関係だったとしても、全てがすんなりと行くことはまずありません。血縁があるからと深く検討せず安易に継承してしまって、お互いの思惑違いが発生しては困ります。
譲渡対価は買手にも売手にも満足でき、後々後悔しないように信頼できる専門の第三者に相談すべきです。
お互い最高の譲渡対価を得るためには、まず第一に売手と買手のベストマッチングが必要で、その最適相手を探し出さなければなりません。土地や建物、医療設備や医療薬品もそのまま引き継ぐので、それらを適正な価格で取引することが重要です。そのすり合わせする第三者の専門家は、M&Aを数多く手がけたプロフェッショナルに任せた方がスムースに進行できるでしょう。

M&Aは成立件数の多い専門業者に依頼

病院のM&Aは過去の事例が少ないため手引書や参考にする文献もありません。適正な譲渡対価というのはマニュアルで計算できるものでもありません。医療と介護、薬局などの連携がますます盛んになっているので、各部門のM&Aを手掛け、そのサービスを熟知している専門業者を選ぶことが重要です。
病院は譲渡内容が複雑なうえ、買手と売手の要求も入り混じって簡単に決まるものではありません。報酬改定や人材確保など多くのリスクを含んだ交渉術が必要なので全国ネットワークを持ち、多くの情報量と豊富な経験から培われたノウハウを駆使して最適な解決策を提供できる業者が最適でしょう。
譲渡対価が振り込まれてクロージングにて正式にM&Aが成立して終わりというのではありません。売手は新たなビジネスがスタートし、買手は念願の事業への進出ができたので、両者にとって第二のスタート地点に立ったばかりです。全国ネットワークで展開している仲介業者なら地域性のある特殊な医療情報を蓄積しており、後々安定運営のアドバイザーとして経営支援してくれるでしょう。

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